安田純平の解放~「国民保護は国家の義務」か?~

安田純平を国家が救出するのは当たり前

 黙れ、小林。お前、いつから国家否定の極左に魂売ったのか?

ネット極右の小市民、お前こそ我々保守リベラルの立憲主義の考えを理解していない。

 

■「国民保護は国家の義務」とは社会主義の考え。極左が最近言いだしたこと

 「日本国憲法で国民の基本的人権を保障する主体は『国家』」と書くが、そんなことを言い始めたのは極最近のことで、朝日や旧社会党などの極左を含め、そんなことは過去に言ったことはない。

 

「国民が憲法によって、権力に基本的人権を守れ、と命令した」というのは嘘で、「自然権として」基本的人権は守られるというキリスト教社会の影響を受けたのが戦後民主主義の考えだった。

 それは保守/左翼を問わない普遍的な真理だった。

 

「国民保護は国家の義務」なんて、お前は最近になって言い出したに過ぎず、それは特に反安保法論議の2015年頃から立憲主義論議が盛んになり、その時に極左が持ち出したものだ。

 反国家、国家の解体と喚いていた青木理(笑)まで、過去の自分の言動を一切顧みずに言っている始末だ。

 そも「国民保護は国家の義務」とは立憲主義と言うより、社会主義共産主義の考えに近いのではないのか。立憲主義=西欧近代の理念には我々が信奉する「自由主義」も含まれる。自由主義、即ちリベラリズムは国家と一線を画す考えでもある。国家が国民を保護するというのは、国家権力の強化を意味し、リベラリストは嫌う。

 むしろ自由主義者が過剰な国家の介入(=安田の救出)を批判しているとも言える。


>「自己責任で勝手に行ったのだから、政府は守る必要はない」(小林よしのり

 そんなことを言っている保守リベラルはどこにもいない。

命の危険がある時に身代金を払ってでも、救出するのは当然だ。ただその時に、

安田に一言、「迷惑をかけ申し訳ない。自分を救うために拠出した金が、テロ資金に使われると思うと慚愧に堪えない」くらいの言葉はあって然るべきではなかったか、と言っているのだ。

 

■欧米のジャーナリストは国歌や愛国心を認めている

 ではなぜ「日本だけ自己責任論が噴出する」と言われるのか、その説明をしよう。

欧州の左翼も米国リベラルも、国家の存在も、国旗・国歌や愛国心、軍隊の存在も認めており、その上でのジャーナリズムだ。
ユーロ社民政党を見れば分かるように、左翼たちも、反権力のジャーナリストも、国家を肯定しその枠内にあることは変わりない(政府の不正追求はもちろん別だ)。

 対して日本の極左は安田氏自身が「日本政府主導の救出は望まない」(NHKより)と発言したように、反国家、反体制の無政府主義だ。青木理や安田もかつて言ったように、全共闘自衛隊解体、国家の解体と無責任に煽ったのと同じだ。

 国家や自衛隊を否定しその解体まで主張しながら、その国家や自衛隊に救出を求める。それは虫の良い話だと言っているのだ。

家庭内暴力を散々振るっている反抗期の高校生が「子の養育は親の義務」と言っているのと同じだ。

 集自権や集団的安全保障の意義を認め、国家の存在や愛国心も認めた上で戦場取材に行くなら、それが政府の渡航中止勧告を無視したものでも、捕虜になったとしても誰も非難しない。


国家と国民を対立関係のみで捉える、反国家、反自衛隊無政府主義の日本極左独特のイデオロギーを見抜いているから、批判が起きる。彼らは内心、国旗・国家は愚か自衛隊まで否定し、共産主義的意図を隠している。

 「日本にだけ自己責任を問う声が上がる」と言う前に、国家の存在否定、反国旗・国歌の無政府主義極左が存在しているのも、世界中でここ日本だけだ。日本の極左を欧州左翼や米国リベラルと同列にするな!

 

>「わしは安田氏によって、多くの情報を得たので、ありがたいと思っている」

 

その情報がカタールが身代金を肩代わりしたこと、虐待の仕方だといっていて笑った(笑)
安田なんて中東報道でこれと言った貢献なんてしていない。
高齢引きこもりで、パソコンの前で漫画やコラムかいてるだけの小市民のお前が、偉そうなこと言うな!!!

レズビアン・ブログ 「みやきち (id:miyakichi)」 の噴飯

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みやきち (id:miyakichi)という馬鹿野郎なレズビアンが、「石壁に百合の花咲く いちレズビアンによる、LGBTニュース&百合レビューのサイト」というのを開設していて、とんでもない記事を書いている。

それは「『寛容』日本の化けの皮、はがれる。渋谷で反同性婚チラシやデモ、自民幹事長も同性婚に懸念。2丁目ではゲイバー取り締まり強化も」というものだ。

そんなことはない。渋谷で起きたデモは参加者がたった数十人。統計的にはゼロも同然の勢力だ。ビラを撒いたのも「日本」ではなく、「韓国」の統一教会で、キリスト教ベースのカルト(狂信宗教集団)にすぎない。これでもって「化けの皮が剥がれた」とは笑わせる。「日本」を憎悪している辺り、多分、この女性は在日のレズビアンの可能性もある。

実際は渋谷の同性カップル制度「賛成」が52%
日本は今も昔も同性愛に寛容であり、某紙の2月の世論調査では、渋谷区の同性カップル制度を「評価する」52%、「評価しない」27%だった。男女別では、「評価する」は男性48%、女性56%。年齢別では20〜40代は6〜7割台、50〜60代は4〜5割台が、「評価する」だった。ビューリサーチセンターの同性愛に関する調査でも、同性愛を肯定する人が、50歳未満の世代で、8割近くに上った。

これが現実。


無許可営業の性的接待をするゲイバーの摘発は当たり前
「二丁目のゲイバーは摘発強化へ」というが、無許可で客に性的な接待したのだから、摘発するのは当たり前。日本は某隣国と違い、法の支配、法の下の平等を理念とする法治国家であり、法令は遵守しなければならない。

違法行為を犯したゲイバー経営者を問題視すべき。この店は、在日がオーナーのKOカンパニーという大阪のゲイ企業グループが経営する店だと思われる。ゲイバーの取り締まりを強化するのではなく、違法行為の取り締まりを強化するのだ。


こういう馬鹿なことを言う一部のレズビアンやゲイが、我々GLBT当事者の足を引っ張ることになる。    

左翼政党 と ゲイ差別

日本の戦後政治史では、保守より、左翼政党のほうが同性愛に差別的だったことはご存知だろうか。ウィキペディア「日本におけるLGBTの権利」にも出典を添えて私が書いておいたので、詳しくはそれを参照されたい。因みにウィキペディア「日本における同性愛」の7~8割、「日本におけるLGBTの権利」の5~6割を書いたのは私です。

日本の旧社会党共産党は「同性愛はブルジョア的頽廃」として否定してきた歴史がある。それに対して保守はそれほど同性愛に差別的だったことはない。しかし残念なことに、稲田朋美など、一部のキリスト教系の保守政治家は同性婚に強く反対している。

彼ら同性愛や同性婚に反対する連中に理解して欲しいのは、そもそも日本の歴史・伝統は同性愛に寛容だったということだ。室町・江戸時代などの武将の間でも男色は盛んで、3代将軍・足利義満世阿弥が少年の頃寵愛し、6代将軍・足利義教|義教は赤松貞村という武士を深く愛し領地を加増した。

織田信長小姓森蘭丸を寵愛し、山口の大名大内義隆は多くの美少年をもった。豊臣秀次は美貌の不破万作を寵愛し、徳川の3代将軍徳川家光の男色耽溺で春日局が心配したことや、5代将軍徳川綱吉の男色も知られている。このように武家社会における衆道の実例にはこと欠かない。このことについて詳しくはウィキペディア「日本における同性愛」の歴史の節に書いておいたので読んで欲しい。

他にも、幕末の獅子・西郷隆盛月照と同性心中を企てたことはつとに有名だ。

戦後では、戦時中に政治結社をつくって挺身行動隊の副隊長をやるなど右翼運動に邁進し、戦後、会員制の同性愛雑誌『同好』を大阪で創刊した毛利晴一、戦後保守思想を代表する三島由紀夫らがおり、日本の同性愛本流は保守だった。

1970年代以降のマルクス主義と結びついた西洋輸入思想としてのゲイ解放運動|ゲイリベレーションは、むしろ日本の中では歴史は浅い。それどころか旧社会主義圏では前述のように同性愛者の弾圧が行われ、日本の政党も影響を免れ得なかった。こうしたことからも同性愛や同性婚を否定する理由に「日本の伝統の否定」を挙げるのは、実は日本の歴史と伝統に基づいていないということがわかる。

ゲイと噂の男性アナウンサー ・芸能人・スポーツ選手

今までにゲイの噂のあがった男性アナウンサー

1 小松靖さん (テレビ朝日, 1974年生まれ, 札幌市出身, 出演番組:モーニングバード)

ゲイの友人が実際に2丁目のゲイバーで会っています。話し方はオネエだったそうです。


2 清水俊輔さん (テレビ朝日, 1980年生まれ, 大阪府高槻市出身, 出演番組:Q様など。)

オフィシャルブログに気になる人ということで、布袋寅泰さんをあげています。


3 池谷亨さん (テレビ東京, 1967年生まれ, 静岡県沼津市出身, 出演番組:朝の情報番組など)

ゲイの友人が2丁目のゲイバーで会っています。


4 羽鳥慎一さん (元日本テレビ, 1971年3月生まれ, 埼玉県上尾市出身, 出演番組:深イイ話など)

羽鳥さんは噂を聞いただけで確証はありません。

ゲイであることを本人もカミングアウトして欲しいものです。


ゲイと噂の男性芸能人・スポーツ選手

イチロー・・・ゲイの方が発展場でHしたそうです(TBS系「カーマ協同組合」よりhttp://www.youtube.com/watch?v=0jEgJfC6xkI)。
中田英寿・・・ゲイの間では昔から既知。台湾のゲイ雑誌の表紙にも出ています。
福山雅治・・・リリー・フランキー久米宏さんら、年配の男性が好みなゲイです。週刊文春(12年12月20日号)にも、SMクラブで男性を四つん這いにさせ鞭打ったという記事が出ています。
ガクト・・・ブラマヨの小杉さん、キャイ〜ンの天野さんなど、小太り体型がお好みなゲイです。

伊藤文學を批判する ~ゲイムーブメントの当事者性~

皆さん、薔薇族というゲイ雑誌はご存じですか?今回は、同誌の初代編集長、伊藤文学について、批判的に取り上げてみたいと思います。なお、同趣旨の内容を、ウィキペディア「ゲイ雑誌」にも書いておきましたので、そちたもお読み下さい。以下〜。


お飾り編集長
商業ゲイ雜誌としては日本初の「薔薇族」は、ゲイの藤田竜と間宮浩が創刊に関わり、この2人がいなければ薔薇族は世に出なかったといわれている。しかしながら、編集長は異性愛者の伊藤文学であった。

編集長といっても名誉職的な存在で、事実上の編集長は藤田竜氏だったといわれ、構成や企画、記事やイラストの執筆までトータルにこなした。時代の制約からメディアに顔を出せない藤田氏と間宮氏に代わり、伊藤が広報担当のような形でメディアの取材に応じた。実際の雑誌の制作には伊藤はほとんどタッチしていない。これは伊藤自身がコラムで認めていることである。

同性愛者は“可哀相”論
この伊藤はゲイにはすこぶる評判が悪い。ゲイではないのにしたり顔 & 上から目線でゲイについて語るからだ。ゲイを良き方向に導いてあげているという風に……。

「同性愛は異常でも変態でもない」と創刊当初から連載コラムなどで繰り返している。しかしゲイからするとそんなことは「当たり前」であり、カチンとくるという人が多かった。

それでいて同性同士で暮らしたいとか、同性婚の訴えを「甘え」だと喝破し、女性との結婚を勧めていた時期もある。

そんな不満がゲイの中に渦巻いていたこともあり、1990年代にBadiやG-menといった新しいゲイ雑誌が創刊されることにもなった。


異性愛者のほうが困難な時代

今の時代、ゲイの世界にはゲイバーも発展場も、出会い系サイトもあるし、簡単に相手を見つけられる。それにイケメンがモテるとは限らないので、非イケメン(当ブログ執筆者は美形イケメンです)でも恋愛の機会はすごく多い。「ゲイと恋愛 1000人とエッチは当たり前? - マスキュリストの日記 ~ゲイのあれこれ~」でも書いた通り、経験人数が少ないゲイでも100人は軽くいく。男女より出会いは多いのだ。むしろ男女間のほうが困難な時代に直面しているとさえ思う。


異性愛者は熟年離婚とか、晩婚化とか様々な問題を抱えており、18〜34歳の異性愛独身男女それぞれの約4割が未経験だ。そういう厳しい現実を直視し、異性愛者は異性愛者の問題に向き合うべきだ。ゲイの問題は私たちゲイが取り組んでいく。

伊藤さん、早くお逝きになり、次こそゲイに生まれてきてくださいな。

イチロー、福山雅治、織田裕二、松村雄基・氷川きよしはゲイだった!& 東出昌大がゲイ告白?

イチローゲイ疑惑について

TBS系スパモク「あたしら!カーマ協同組合」(2012年7月12日放送)を録画で見た。

番組に出演した20代のゲイの男性が暗闇(=発展場)で
イチローとSEXした、と言っていた。

イチローの固有名詞を出したわけじゃないけど、イニシャルが「I」で、セ・パどちらのリーグにも属していない、超一流プロ野球選手ということだった。それが明らかになると、会場は一時騒然。

うらやましい〜。イチローを掘ったか、イチローから掘られたなんて・・・。そういえばイチローには子供はいません。以前は親友の義田貴士さんと、いまは川崎宗則といつもべったりラブラブですよね。2人とも顔立ちが綺麗でイケメン。イチローのタイプはこういう感じなんだ。

そういう理由(ゲイ)だったんですね。


福山雅治のゲイ・SM疑惑について。

もう一人が福山雅治さんです。週刊文春の12月20日号が、

「『いくよ、いくよ』福山雅治が四つん這いの男をムチ打ったSMの夜」

というタイトルの記事を書いています。ゲイの間では、福山さんがゲイというのは昔から有名でしたが、一般の週刊誌に記事が出たのは初めてだと思われます。独身で、中島みゆきファンとか、ゲイの確証も十分です。

(以下引用)

週刊文春12月20日
「福山さんがいるとわかったのは、彼の声でした。背の高いイケメンが先端がバラバラになっている“バラ鞭”をおもむろに持ってきて、一緒に来ていた男性をステージに四つん這いにさせたんです。それから、

『いくよ〜、いくよ〜』って低音のエロい声をかけながら、男性のお尻を鞭打っていました。

その声で『福山雅治だ!』と気づいたんです(同前)。2人とも服を着たままでプレイ。縛ったり吊るしたりまではエスカレートせず、福山はS男として、まだまだ“アマチュア”な感じだったという。「お互い明るく笑いながらプレイしていたのが印象的でした(笑)」(同前)。


福山雅治さんのゲイ疑惑は、↓の過去記事でも触れています。
2014年 NHK ハートネットTV 性的マイノリティのグループホームで恐ろしいことが・・・異性愛女性が侵入 - マスキュリストの日記 ~ゲイのあれこれ~(2011-08-21)


織田裕二のゲイ疑惑について。

3人目が織田裕二。彼のゲイ疑惑はゲイの間では昔から有名だし、数年前のファンイベントが、申し込んできたのが男性ファンばかりだったというので中止になったほどゲイに人気あります。

そんな彼のゲイ疑惑を決定的にしたのが、週刊文春2012年11月29日号、

「“踊る大捜査線織田裕二は『ゲイの街』8億円の不動産王だった」です。


以下 週刊文春記事引用
■サンフランシスコのカストロストリート。昼日中から男たちが全裸で歩き回る。
その世界有数のゲイの楽園に建つ真紅のビルの所有者は、人気俳優・織田裕二
私生活をまったく明かさないことで有名な男は、ゲイタウンに不動産を4軒所有。しかも相続権を持つのは妻のはずだが……。 」


③松村雄基と氷川きよしのゲイ疑惑について(画像あり)。

2010年7月30日号のフライデーに、

氷川きよし、松村雄基と過ごす熱い夜」

がスクープされています。
その写真には、氷川が松村雄基の尻ポケットに指を突っ込んで歩いているところが写ってます。そしてポケットからその手を出して、松村の肩に手を回したと書かれています。ゲイ確定です。


隠さず、ゲイがカムアウトする時代になって欲しいものです。



東出昌大君がゲイ告白?

俳優の東出昌大(26歳)さんがTBSの情報番組に出演し、三島由紀夫が大好きといっていました。俳優としてどんな役が自分に合うか聞いてみたいというので、「オネエ役は?」という声が上がったら、

「オネエというより、『ブエノスアイレス』とか、香港映画『スプリング・フィーバー』とか、男性同士の究極の愛を描いた映画に好きなものがあります」

「セクシュアルを越えて愛し合うという作品にも、機会があれば挑戦したいと思っています」といっていました。 


東出昌大さんがいうように、『ブエノスアイレス』(97年)は今は亡きレスリー・チャントニー・レオンが主演した香港のゲイ映画で、男同士の誇り高い愛を描いています。スプリング・フィーバー(07年)も然りで、両作とも米のゲイ映画『ブロークバック・マウンテン』と同じカテゴリーに入るでしょう。

東出さんは実際にゲイかは別として、男同士の禁じられた愛、究極の愛に惹かれるようです。彼みたいな超二枚目がゲイだとカムアウトして、同性婚の先鞭をつけてくれたら我々日本のゲイにとっても嬉しいですね。オネエは否定しないけれど、メディアに出てくるのがオネエばかりで、実際にはゲイのマジョリティの男性性が高いゲイが少ないのは寂しいですから。

補足:その後、彼は結婚されましたが、バイセクシュアルなのかもしれません。

石原都知事のゲイ差別考 〜差別言動をけしかける、エセ保守の吉田豪〜

石原知事がゲイ差別発言をしたのは周知のことだ。事の真相はどうだったのか迫ってみたい。

ナマコとオカマは嫌い、と発言したと伝えられるが、この発言は、昔の選挙特番でおすぎとピーコと税の使い方について論争になった時に放ったものだ(ポストセブン:吉田豪のインタビューより)。

その頃、石原はおすぎとピーコについて何も知らない。それで「君たちは歌手か?」と聞いたそうだ。ここまでは事実で、ここからは推測でしかないが、恐らくおすぎは「私の職業はオカマです」と発言したのではないか。否、そう言ったに決まっている。この言い草が件の石原発言に繋がったものと思われる。

そういう文脈を無視し「ナマコとオカマは〜」の部分だけが一人歩きしている。

同性愛者は足りない存在とか、気の毒な存在とも確かに発言してはいるが、同じ吉田のインタビューで、「俺は純粋なヘテロ異性愛者)だけどね。けど分からんよ。どんでん返しもあるかも分からん」とも言っている。

■石原に差別言動をけしかける、吉田豪

このインタビューでは、「美輪昭宏が石原を毛嫌いしている」ということがまずは俎上に乗せられていて、それに石原が反論するという流れで構成されている。おすぎとピーコの話しもそうで、やはりおすピーが石原を嫌っている」「同性愛者には反石原が多い」という前振りがあり、それに石原が反論するという脈絡だ。その中で昔の「ナマコとオカマは〜」発言が紹介されている。

同性愛者が気の毒な存在とは大きなお世話だ。同性愛者が生きにくい社会は確かにあり、それを改革し、生きやすくするのが政治の役割だろう。石原発言は政治の責任放棄だといえる。

だが、余りに石原のゲイ差別発言の部分だけが取り上げられ過ぎていないか。その前に、美輪やおすピーの石原批判が、石原の同性愛者差別発言を引き出した面があるとも言える。物事はもっとバランスよく見るようにしたいものだ。